音に密度があることをはっきりと認識したのはドイツのAccessという会社が作るシンセの音を聞いてからでした。Virusシリーズを作っている会社と言った方がピンとくる人が多いかもしれません。もともとアナログシンセ風の音が出るデジタル・ハードウェアを作るメーカーだったので、「こんな音を出すにはハードじゃないといけないんだろうな、おそらくアナログフィルタがこんな味を出しているに違いない」と思っていたのです。でも、その数年後に同社がソフトシンセをリリースしたことで、フル・デジタルであの音が出せる、というのが明らかになったんです。

どうやってあんなに密度のある音を出せるのかさっぱり分かりません。音の「太さ」とはまたちょっと違う、音の「力強さ」「密度」「圧迫感」なんかが出せるのです。空間的・周波数的な厚みの出せるシンセはたくさんありますが、Accessのシンセみたいな「時間的な厚み」も出せるシンセはなかなかありません。Moogに代表されるアナログシンセは時間的な厚みはあるものの、空間的な厚みがなかなか出せません。ほんと、どうやってるんだろう。

ファイルの分散ダウンロード・ツールにBitTorrentってのがあります。もともと合法ダウンロードを目的として作られているので、匿名性よりも安定性や高速ダウンロードなどを意識した作りになっています。IPアドレスも何をダウンロードしているのかも隠さないシステムです。

今日SourceForge.orgのPython Foundary内をぶらついていたら、BitTorrentがあったんですね。おや、おかしい、おそらく高速ダウンロードのためにCでゴリゴリ書いてるんでしょ、こいつぁサポートファイルかな、みたいに思ったんですが、プロジェクト説明を読むとどうやらこれが本家のBitTorrentらしいのです。さっそく最新安定版のソースをダウンロードしてメイン部分のコードを見てみたら、43ファイルぜんぶで262,780バイト(平均6111.16バイト/標準偏差6159.34バイト)でした。あまりのコンパクトさに驚きました。BitTorrentって、たった8,038行のPythonコードに収まっちゃってるんです。先日にも15行のP2Pコードがあったし、もしかしたらWinnyやShareもかなり少ない行数で実現されているのかもしれませんね。

ヤバいよGroovyに負けちゃうよ、というわけで、Jython復活大作戦2005が発表され、Python財団から予算がおりたようです。現在のJythonリリース版はPython 2.1相当なため、Jython復活作戦によって2005年中にはPython 2.4に追いつく予定だそうです。また、JavaVMとの関係もより密接なものにしたいとのこと。JavaVMの機能をしっかり使っているのは現在のところGroovyのほうなような気がしますが、Python/Jythonのほうがやっぱりコードが読みやすいんです。あのインデントが素敵なのです。Python 2.2からは全ての変数はオブジェクトになり、完全にオブジェクト指向になりましたし、Groovyもステキだけど、やっぱりJythonに戻ろう。

会津にはじめて住宅展示場ができたときに、オープニング記念でいろいろと催し物が開かれたんですが、その数日のあいだ展示場の雑用係としてアルバイトをしたことがあります。開催前はテント設営とかのぼりを立てたりとかの仕事をして、開催中は、駐車場の整理をし、子供たちに着ぐるみ姿で風船を配り、物販(農家直送の野菜とか)のお手伝いもやりました。そのイベントの最終日に、物販のところで売れ残っていた切り餅を安く分けてもらいました。そこにいたオバチャンに聞いたのがこれから紹介する切り餅のあたためかたです。

僕がそれ以前に知っていたお餅のあたためかたは焼き網の上で焼く、というものでした。教えてもらった方法は以下のもの。切り餅がつきたてのような状態に戻ります。火を止めてからの待ち時間を変化させると餅の固さが調整できます。

  1. フライパンに餅を並べる
  2. 餅が水をかぶるまで冷水を張る
  3. 中火〜強火であたためる
  4. 水が沸騰したら火を止める
  5. そのまま一分間放置

洞窟物語というWindows用のゲームがあります。それをMac OS Xにポートしてくれた強者がいるおかげで、この面白いゲームをMacユーザーも楽しめるようになりました。ま、一言で言ってしまえばスペランカーですよ。でもアドベンチャーの要素もあり、すごく練られていて楽しいのです。PS全盛期になってからゲームを始めた人には理解しがたい面白さなんです。ゼビウスとかウィザードリィとか、想像力で補完しながら楽しむゲームに通じるものがあります。

音楽はどうやってるんだろう。MODなのかな。あと、早くゲームパッドに対応してくれないかなぁ。iBookのZキーとXキーが壊れてしまいそうです。

ICOをつくったチームが2005年発売を目指して開発中のワンダと巨像というゲームがやりたいです。ゲームの内容はサッパリわからないけど、ICOチームの次回作だから、すごく広さや深さが実感できる画面作りの、あんなかんじの雰囲気なんでしょう。そういやうちはテレビもないしPS2もないし、遊べるのは何年後か。

人間の脳をコンピュータ上でシミュレーションする方法として、大きくわけて二つの方法があります。ひとつ目は脳内の電気信号の発生や伝播をコンピュータ上で再現するもので、ニューラル・ネットワークをどんどん大規模にしていく方法です。連想コンピュータを使うような方法もこれに類似しています。もうひとつの方法は人間の脳をブラック・ボックスだととらえ、中で何が起きているかを知らなくても、なにかしらの入力に対して人間と同じ出力がされれば良いというスタンスです。ひとつ目の方法は工学からのアプローチですし、ふたつ目の方法は行動主義心理学からのアプローチです。大きく分けてそれら二者の研究者たちが研究のトンネルを掘り進み、両側から掘っていた工学者と心理学者がいずれ真ん中で出会い、感極まって涙を流して握手して抱き合って、そこで盛大なパーティが開かれるだろう、というのが20世紀に考えられていた事でした。



煙草を吸っていないときの喫煙者にも体や衣服に煙草のニオイが染み付いているので、嫌煙者にとっては気になるものです。朝日新聞に自宅での喫煙もクビ〜米企業が4人解雇という記事が載ってました。正式な理由は「職員に喫煙者がいることによって医療保険費が高いので会社経営に負担がかかるから」とのこと。健康保険サービスの受託をしている会社だけに、イメージも大切だったんでしょうね。極端なことを言えば「社外で煙草を吸っている社員」は「社外で毒物を散布している社員」なので、殺人未遂をする社員はクビにしてしまえ、というふうにも考えられます。

昨日PureData用のexternで簡単なデジタル・オーバードライブを実装してみたんですが、PureDataだと内蔵マイクから音を取ってきて内蔵スピーカーに出すのがデフォルトで、ファイルを読み込んでそれにリアルタイム処理をするという用途にはちょっと使いにくいのでした。いや、出来るには出来るけどめんどくさいし、PDの中だけで完結しちゃうのがなんだか残念。そんなわけで、AudioUnit用のプラグインにしてみました。



pdの外部モジュールをMac OS X上でコンパイルするためには、コンパイルスイッチをちょっといじってやらなければなりません。毎回同じことをするのが面倒なので、ちっちゃなシェルスクリプトを作りました。hoge~.cをコンパイルしたければcompile.sh hoge~のように使います。バイナリファイルはhoge~.pd_darwinという名前がつけられます。

#!/bin/sh
cc -g -DMACOSX -DPD -O2 -Wall -W -Wshadow \
   -Wstrict-prototypes -Wno-unused \
   -Wno-parentheses -Wno-switch \
   -I. -o $1.pd_darwin_o -c $1.c
cc -bundle -undefined suppress -flat_namespace \
   -o $1.pd_darwin $1.pd_darwin_o -lm
rm $1.pd_darwin_o